八王子周辺の大学生の事業

 八王子は、大学など各種学校のキャンパスが多く、
 学園都市とも呼ばれています。

 今春に入学予定の新入生さんは大学進学とともに
 八王子に住まれる方も多く、大学の寮や民間の
 賃貸住宅に住みながら新しい生活を向かえます。

 さて、そんな八王子の大学生さんたちがさまざまな
 事業を行い、その事業の発表がされました。

 蜂蜜の良さを子供たちに伝えるプリジェクトや
 フリーペーパー創刊など、事業もさまざまです。

 「学生企画事業補助金」は、加盟している大学・
 高等専門学校の学生が八王子を舞台にさまざまな
 事業を企画・運営することを目的に用意されている
 ものです。
 昨年は杏林大学(八王子市宮下町)、拓殖大学(館町)、
 東京工科大学(片倉町)、創価大学(丹木町)、
 工学院大学(中野町)、サレジオ工業高等専門学校(町田市)
 の各校から合わせて7団体が思い思いの事業を展開した
 ようです。

 八王子キャンパスで養蜂を行っているの工学院大学では、
 同大連合ミツバチプロジェクトが、子どもたちにミツバチの
 良さを伝え、興味を持ってもらおうとイベントなどを展開。
 文化祭などを使ってアロマキャンドルやハンドクリームなどの
 ものづくり体験などを行ったほか、養蜂家の協力を得てガラス
 ケースに入れたミツバチを紹介したりした。
 子どもたちだけでなく、「蜂蜜への関心は高く、
 『蜂蜜と聞いて来た』という年配者もいたという。
 今度はもっとミツバチの深いところまで紹介したい」としたうえで、
 「ミツバチはまだ可能性のある動物。大学に入ってミツバチを
 研究してもらえるようになれば」ということです。

 また、杏林大学では同大吹奏楽団メンバーが保育所や障害者施設
 などを巡り、童謡や歌謡曲など演奏したり、
 東京工科大学メディア学部の学生らはフリーペーパー
 「DigiCamp!us(デジキャン!)」を創刊。
 サレジオ高専電気工学科の学生は、近年注目を集めている
 「ワイヤレス給電」を題材に子どもたち向けの教材づくりを行う。