風水で環境学を学ぶ (はじめ)

 私たちが生きている毎日の生活の中には、目に見える物質と
 目に見えないもの(空気など気)に囲まれて生活をしています。

 家、ベッド、テーブル、洋服、靴、カバン、朝食、紅茶、牛乳・・・。
 当たり前の生活の中で、大切な 衣・食・住。 

 そして、目に見えないものの空気や風など。

 風は気の流れやエネルギーの流れなど目に見えないものから
 実際に体で感じる空気の流れ。

 そして、水。空気中に含まれる水分をはじめ、自然界全体の水。
 空気(風)と水、そして太陽は、私たち人間に限らず
 生物になくてはならないものです。 空気・水・太陽。

 ここでは、目に見えない「風水」のことを気にかけてみます。
 幸運を呼び込もうという風水の考え方をよく知っておこうと
 思います。

 風水は統計学的な環境学で、風通しが悪く空気の淀んだ空間に
 いると気分も滅入り居心地が悪いと感じることがあります。
 そのような場所で生活していると身体にも不調がでてきたり
 結果的には幸せを感じることができません。
 
 風水とは・・・・
 もともとは中国で4000年ほど前に始まった学問。
 人間を取り巻く自然界のエネルギーがどのように働きかけ、
 どのように影響を与えているかを分析して、科学的に説明
 できない部分が風水のエネルギーに関わりがあるのかも
 しれません。
 よく「運がいい」とか「運が悪い」などという言葉を
 聞いたり、口にしたりしていますが、「運」というのも
 また科学では証明できないものです。
 風水では「運」は大気中のエネルギーのこと。
 このエネルギー(気)を上手に取り入れることで、
 運気をあげてよりよい環境をゲットして幸せになりたい
 ですね。
 
 そこで重要なポイント!
 衣食住の「住」、部屋の中に良いエネルギーが循環していると
 いうことが生活していく上でも大きな影響があると思っています。
 毎日暮らす自分の部屋の中が、居心地が良く良いエネルギーが
 渦巻いていることで、良いエネルギーのパワーを充電でき、
 元気になれて毎日の生活も楽しくなるのではないでしょうか。

 目に見えない現象「陰」と目に見える現象「陽」とがあり、
 人間の環境は8つの要素から成り立っているといわれています。
 古来中国の風水をもとにこの要素と各人の運命を照らし合わせ
 よりよい環境を探し、みつけていくということが風水の環境学
 のようです。

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 「陰」・・・目に見えない現象
   ①「思考」 生き方や価値観など思考や哲学
   ②「磁力」 人間にも磁力があり、良いことも悪いことも引きつける力を持っている
   ③「ルーツ」 先祖からのルーツや先祖との付き合い方
   ④「宇宙のエネルギー」 自然界は宇宙からのエネルギーを受けており
             このエネルギーの受け方で運勢も変わってくる

 「陽」・・・目に見える現象  
   ①「住宅の立地」 大地には大きなエネルギーが満ちている
           大地の気を上手に取り入れる住宅の立地
   ②「住宅のスタイル」 使用する素材、住宅の形やデザインなどのスタイル
   ③「間取り」 各方位のパワーを有効に使うための間取り
   ④「時間と引越し」 建築の時期や引越しの時間は各人の年まわりが
            強く影響する

  

風水 陰陽 太極図

風水 陰陽 太極図

  ※ 陰陽の変化を表したもので、道教のシンボルになったもの。
    太極には、気を安定させる効果があるといわれていて、
    陰陽のバランスがとれている状態を表しているという。