学生のための奨学金制度

大学の合格発表もいよいよ順次各校で発表されますね。
八王子の国公立でいいますと、首都大学東京ですが、
3月8日から3日間、後半3月21日から3日間
発表予定です。
その他私立大学の発表も順次ですね。
受験生のみなさま、お疲れ様でした。
あとは合格発表を祈る気持ちで待つのみですね。
もう発表された方々も今後の進路の決断ですね。

さて、学生支援機構の奨学金のお話ですが、
2012年度に奨学金を受給した学生の比率は52.5%で
2年前の調査に比べて1.8ポイント上昇しています。
奨学金を利用する学生が増えているということです。
奨学金は意欲のある学生を経済的に支援するための
制度ですが、返済に苦労するケースも少ないようです。
仕組みをよく知った上で利用するといいですね。

少額金は大学や地方自治体、民間団体などが用意して
いますが、もっとも多く利用されているのが
「日本学生支援機構」です。
返済義務がある「貸与型」で無利子と有利子の2種類が
あります。

『貸与型 無利子の場合』
*借主:学生本人*
ローン額:月3万円~6万4000円
所得基準の例:4人世帯で年収907万円程度まで
返済期間:卒業後、最長20年
利息:なし

『貸与型 有利子の場合』
*借主:学生本人*
ローン額:月3万円~12万円
所得基準の例:4人世帯で年収1223万円程度まで
返済期間:卒業後、最長20年
利息:0.82%(固定利率)

(*利息は2014年3月7日時点のもの)

額瀬支援機構は、無利子奨学金の対象者を前年度に
比べて2万6000人増やし、45万2000人に
する計画だそうです。

~2014.3.12 日経新聞より~

詳しくはこちら → 日本学生支援機構